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06月15日-02号

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  1. 矢祭町議会 2016-06-15
    06月15日-02号


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    平成28年  6月 定例会(第6回)          平成28年第6回矢祭町議会定例会会議録議事日程(第2号)                   平成28年6月15日(水)午前10時開議日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(10名)     1番  青砥安彦君      2番  本多勇也君     3番  佐川正一郎君     4番  鈴木敏男君     5番  郡司浩子君      6番  緑川裕之君     7番  鈴木正美君      8番  菊池淳之君     9番  鈴木 一君     10番  藤田玄夫君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長         古張 允君   教育長        古張金一君  自立総務課長     菊池嘉宣君   町民福祉課長     寺島正一君  事業課長       高橋竜一君   教育課長       片野一也君  会計管理者      片野順子君   代表監査委員     鈴木邦美---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長     石井公子    事務嘱託       菊池真由美 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(鈴木敏男君) ただいまの出席議員は10人です。 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。 次に、傍聴人の方々に申し上げます。 矢祭町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影は禁止になっております。また、携帯電話をお持ちの方は、携帯電話の電源をお切りになるか、マナーモードに切りかえて、静粛を保ち、傍聴されますようお願いいたします。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(鈴木敏男君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(鈴木敏男君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 鈴木邦美代表監査委員の出席をいただいております。よろしくお願いいたします。 本日、大串肇副町長が出席できないとの通告がありましたので、よろしくお願いします。 本日も報道機関等に議場での写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。---------------------------------------一般質問 ○議長(鈴木敏男君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問については、持ち時間がなくなりましたらば、直ちに質問を終了願います。 また、執行部の答弁については、時間制限の関係から、簡潔明瞭にして的確に答弁をお願いします。 質問の通告がありましたので、順次発言を許します。---------------------------------------青砥安彦君 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君、登壇願います。 持ち時間は60分ですので、11時1分までとします。     〔1番 青砥安彦君登壇〕 ◆1番(青砥安彦君) おはようございます。 私、今回初めての定例議会でこの場に立たせていただきました。本当に非常に緊張しております。ぜひよろしくお願いいたします。 実はこの開会日、今回の定例会の開会日、6月13日は、実は私の2度目の誕生日でした。19年前、私は見ず知らずの方から骨髄液の提供をいただき、私は本来であればもうこの世にいなかった人間だったかもしれません。それを見ず知らずのドナーが見つかり、私に貴重な骨髄液を提供してくれて、移植した日が6月13日でした。本当に今、この場に立っている不思議を感じております。 私は役場に勤めさせていただきました。35年奉職をしてきましたが、やむなく定年を前に依願退職させていただきました。救われた命を大切に使いたかったのです。せっかく私のために貴重な骨髄液を提供したドナーに申しわけないという思いもありました。そういう思いで退職し、今は至って健康です。おかげさまでこの場に立つことができました。本当に自分の人生の不思議さを感じております。そんなことで、今回私も一町民の代表として、この場で町当局のほうにいろいろとご質問をさせていただきますので、何とぞよろしくお願いいたします。 まず、今回3月に町議会議員選挙がありました。今回、告示前、見ても立候補者が10名で定数で、このままでは無投票で終わってしまうということでしたが、せっかく10名の方が名乗りを上げて、その方々が町民の皆さんにその一人一人の町づくり、町への思いを伝える場がなくなってしまうということもあったものですから、私は告示日5日前に名乗りを挙げました。本当に出おくれた選挙になってしまいましたけれども、一生懸命私なりに町内を歩きながら思いを伝えてきました。そのおかげか、おかげさまで何とか当選できてこの場にいます。本当に世の中というのは不思議でなりません。私はそういう350票もいただいてこの場に立っています。この思いを4年間一生懸命頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 余談が長くなりましたが、一般質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 まず最初ですが、防災対策について町長のほうにお伺いします。 先ごろ中石井の小野沢、石井小学校の裏側ですね、北側に流れている沢の土砂の撤去作業が行われました。あれは県のほうで行ったものですが、あの沢を常々見ていましたが、かなり土砂量がありました。大雨が降ったときなんか、かなり道路ぎりぎりまで水量が上がりました。常々私も土砂を取らないとなという思いをしていましたけれども、あそこをやってもらったおかげですっきりして、あそこは流れがスムーズになりました。ほかの沢、柵の沢とか小野沢のほかにもいろんな沢があるんですが、そちらを見ているんですが、そちらにもかなりの土砂があります。 私は以前、町民を通して町のほうにお伺いをしましたが、それは県のほうの事業だからということであっさり回答をいただきましたけれども、今、自然は何が起こるかわからない。想定外という言葉がもうはやりのように出ています。そういったことを考えると、沢々の土砂撤去が必要じゃないかなと思うんですが、町当局、町長のほうにその考えはどうなのか、お伺いします。よろしくお願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) 小野沢の土砂撤去の話がありましたけれども、町内にある小さい河川、非常に県管理の河川が多くなっております。小野沢も当然県の管理になっておりまして、町では手をつけることはできません。毎年、先月にやりましたけれども、事業調整会議というものを県南建設事務所棚倉土木事務所とあわせてやっておりますけれども、その際には各種の河川の土砂の撤去をお願いはしておりますけれども、県としましても、断面構造の3分の2を超えたときには土砂を撤去するというような、そういう基本ルールがあるみたいでありまして、なかなか地域の皆さんの要望に全面的に応えるというわけにはいかないようでありまして、町といたしましても町管理の河川については、それぞれに現場の状況を見ながらやっておりますが、やはり予算が伴うものであり、そしてまた大型機械が入れないということであると非常にコストが上がりまして、なかなか思うように100%の要求に応えられないというのが現状でありまして、町といたしましては県管理の河川については積極的にお願いをしながら、今後ともやっていきたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 3分の2以上にならないと撤去しないということですね。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 県の基準についてですが、明確にちょっと私のほうで県のほうから教えていただいているというわけではないので、ちょっと確認はさせていただきたいと思いますが、県の一定のルールに従ってやっているということについてはそのとおりかと思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。
    ◆1番(青砥安彦君) その辺を確実に確認してもらって、一応基準があってということなんですけれども、先ほども話ししたように今、自然は何が起こるのかわからないんです。想定外の雨が降った場合に、流路溝をオーバーして民家に流れ込んだとか何かというようなことがないように、町からも、町長のほうからも、県のほうにその辺の要望を再度上げてもらうようにお願いできないでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) 先ほども申し上げましたように、事業調整会議の折には申し上げておりますし、各地から、地域ごとからそうした細かい要望があれば、その都度、大体が土木事務所の管轄でありますけれども、お願いしているところであります。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) わかりました。 とにかく、繰り返すようですが、その会議があるごとに要望のほうをお願いしたいと思います。 続きまして、緊急時の町民の連絡方法なんですが、現在は主としてIP告知システムが利用されています。IP告知システムというのは各世帯に入っていますが、恐らく1戸1世帯当たり1台だと思うんです。設置している部屋がどこにあるか、それは各家庭で別々ですが、部屋から離れると緊急時の連絡とか何か聞こえないんですね。情報が流れない場合もあります。それから未加入世帯も中にはあるはずです。そういったところへの緊急連絡についてはどういうふうにとるのか、お伺いします。町長。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) IPにつきまして未加入世帯は多少ありますけれども、パーセントにすれば結構高いパーセントの未加入ありますけれども、ユーアイホームの入居者も1人ぐらいでありますし、各アパート、しょっちゅう入居者が入れかわる方々も1世帯でありますし、在来というと語弊があるかもしれませんけれども、昔から町内に居住している方についてはかなりの高い率で加入されております。確かに未加入世帯はありますけれども、そうした未加入世帯への周知というのは、このIPでは難しいことでありますけれども、万が一そうした災害等があれば、以前から申し上げておりますけれども、消防の広報等を利用しながら町民に周知徹底させております。 幸いにも矢祭町に大した災害が今のところ来ておりませんけれども、議員言うように、非常に昨今の天災というものは何が起こるかわからないという現状であります。まず、役場の緊急情報システムが作動することもありますし、夜間は何がありましても、この役場からの広報というのは職員が駆けつけてからでないと手をつけられないと、そういうことは非常に時間がかかりますけれども、緊急事態のときには消防団員広域市町村圏の本部から幹部に緊急メールが入ります。そうすれば幹部が直ちにその必要に応じて緊急の広報をやることになっておりますので、その辺は何とかカバーできるのかなという気がしております。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 今お話あった内容は大体理解しています。これ、たしか前回にも誰か別な議員からも質問あったかと思うんですが、それと、家の中はそういう状態です。屋外です。屋外でも山の中とか田んぼの中にいると全然全くわかりません。何回も私、繰り返し申し上げますが、想定外の事件等が発生した場合には、そういった方々には周知が不可能です。これも以前から要望があったと思うんですが、私もここであえて要望したいと思います。屋外エリアにも情報が流れるように緊急の防災無線、これの設置を要望したいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) 以前にも議員からそうした要望がございました。しかし、今申し上げましたように緊急の事態というものはいろいろありますけれども、火災でありますとか、地震でありますとか、そういうものであろうと思います。地震はたとえ表にいてもわかりますし、火災の場合は昼夜を問わず発生しますけれども、一般の方が、前にも申し上げたんですが、防災無線で火災を知って駆けつけるということになりますと、消防団の消火活動に支障を来す場面も出てくるかなという気がいたします。そういうことも考慮しまして、私は防災無線の必要はないんではないかと、そういう答弁を繰り返して言ってきております。現在もその考えに変わりはありません。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 緊急の連絡云々もありましたけれども、先ほどのIPと同じで、IP連絡もあるんですが、本当に町内に周知するのには、棚倉、塙町の防災無線が私の家にもよく聞こえてきます。今何があった、これがあった、すぐわかります。田んぼで仕事をやっていてもわかります。家の中にいても結構聞こえてきます。それだけ町内全域に情報が一遍に流れるんです。町民が全部わかるんです。それを考えたら、やっぱり矢祭町もぜひ防災無線は必要だと思うんです。なぜ設置しないのか、これに固執する意味がちょっと私はわかんないです。どうでしょうか、もう一度、町長お願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) 議員が知らせたい、何を聞きたいのか、何を知らせてほしいのか、その辺にもいろいろ問題点はあると思います。前にも申し上げましたけれども、費用対効果、これも当然考えなくてはなりません。町民の税金でやらなくてはならない問題でありますから、無駄な投資とは言いませんけれども、できる限りそうした町民に負担のかかるシステムはなくてもいいのではないかなと、あったにこしたことはないかもしれませんけれども、私は現状では必要ないんではないかと、そういう気がしております。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) ただいま費用対効果と言いましたけれども、本当にこれは地域、この町を守る、住民の一人一人の命を守るという意味からも私は大切だと思うんです。費用対効果、税金をと言いますが、矢祭町には財調がかなり残っているはずです。本当に赤字でどうしようもないならあえて強い要望はしませんけれども、そういったお金を活用して、この町の防災を守るんだと。ましてや合併しないでやっていくんだったら、ましてこんなに人口が減っている中、みんな地域のためにそれぞれが暮らしを立てています。そういったことを考えたら私は必要だと思うんですが、いかがでしょうか、やっぱりだめでしょうか。同じですか、町長。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) 議員と私との考えの相違かもしれません。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 私、今回この防災緊急連絡についてお話ししていますけれども、こうなると、やっぱり前の答弁と同じ形です、結果としては。今のところとにかくやらないということですね。わかりました。この質問は終わります。 続きまして、観光振興策についてお伺いします。 まず1つが、矢祭山公園の景観が以前と比べると、植物ですから成長します。せっかくの景観が損なわれてきています。矢祭山といえば、あの岩肌が見えて、昔は本当にすばらしいところだなという感動を得たようなところでしたが、現在はそういった岩肌が見えず、あそこを訪れる観光客もちょっと眺めて、もう行ってしまうような雰囲気があります。いかがでしょうか、あの辺の対策というほどではないですが、改善策みたいなことを考えているでしょうか、その辺をお伺いします。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 矢祭山公園についてのご質問でありますが、現在、町のほうで行っているのは草刈り等の基本的な整備活動、これが手いっぱいな状態であるという点については、さまざまな面からもご指摘いただいております。 ただいま議員がおっしゃられました岩肌対策というのを取り上げて、それについて対策というものを検討したということはちょっとないわけではございますけれども、今回第5次総合計画の中でも公園としての魅力、こういったものを高めるための施策が必要だろうということで、維持管理を超えたどういった形で整備していくか、こういったものについて町民目線で考えていくと、町民参加型で考えていくというようなことで、第5次総合計画の中で観光資源管理計画、こういったものをつくっていこうというような施策も打ち出しているというところでございます。 これについて、平成30年を目途にというふうに書かせていただいておりますので、担当課のほうで準備を進めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 了解しました。町民の目線に立ってということですので、とにかくよろしくお願いします。 同じく、矢祭公園内にある矢祭商店会があります。ここも店舗数が少なくなりました。以前のようなにぎわいは全く感じられません。せっかくあそこに来てくれた観光客も観光センターを中心に二、三軒あるところで、だんごを食べたり、アユの塩焼きを食べたりぐらいしかありません。せっかく多くの観光客が来てくれるのですが、もったいないです。あと、女性専用トイレもありますけれども、あそこの利用者もどのぐらい今あるのか、ちょっと私にはわかりません。 ああいった観光資源があるんですが、そこをもう少し、せっかくあるものを利用する、有効に活用するような方策はないものでしょうか。いかがでしょうか、その辺のまず考えをお伺いします。町長お願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) まず、この矢祭山へ訪れる人の数でありますけれども、交通体系が昔とがらっと変わってしまったんですね。常磐高速道路、それから磐越道がつながりまして、観光バスというものがほとんどここを通過しなくなりました。以前は常陸大宮とか、水戸から出た車が矢祭山でトイレ休憩をしながら、あそこにある店でいろいろ食べたり飲んだり買ったり、そういうことがあったんですけれども、現在はほとんどが自家用車で訪れる方々だけです。 これは経済行為でありますから、お店の数が少なくなったというのは町ではいかんともしがたい問題でありまして、商売として成り立たなくなれば、おやめになる方があるわけでありますから、これはやむを得ないことだと思いますし、町がそうした販売に協力するという、個人の商店の応援をするというわけにもまいりませんから、町としては現状を見守るしかないのかなという気がしております。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) とにかくそうですね。個人営業ですから、店のほうの云々ではないんですが、町として、もしくは町観光協会として、桜のシーズンとか秋の紅葉シーズンにぎわいを創出するために何かイベント的なものとか、観光客を迎え入れて何か楽しめるようなことのアイデアなり考えはないのでしょうか、その辺をもう一度お願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 今回、福島DCというものが3年前から行われてきておりまして、その中で3年間にわたりまして5月に観光イベントのほうを実施してまいったところでございますが、これによりまして観光客数のほうも震災前をちょっと上回る程度には人足が戻っているというような統計情報もございます。また、ブランドイメージ事業というものも活用しまして、特に目立つのはあゆのつり橋の色塗りかえ、板の修繕を行っておりますが、こういったところのハード整備のほうも順繰りに予算と相談しながら進めてきているところでございまして、ただ、これがなかなか劇的な観光客数の増というところに持っていくと、つながるということはなかなか難しいということでございますで、あと地元商店含めまして観光協会の委員さん、そういった人たちともいろいろと意見交換をしながら、じっくりゆっくり進めていくということが肝要かなということで、町としてもそういった対策について何もしていないという状況にはないということはご理解いただきたいなというふうに思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) わかりました。よろしくお願いします。 続きまして、矢祭町には県の天然記念物の戸津辺の桜があります。戸津辺の桜は地元の守る会の保存活動と町の支援によって、あの周辺の環境が改善されました。年々観光客がふえています。本当に優良な観光資源の一つだと思っております。これらの優良な観光資源をこれからさらに振興していくのに、町としての考えは何かあるのかどうか、お伺いします。町長お願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) 最近、大変多くの方が訪れておるようでありまして、大いに結構なことだなと思っております。三春の滝桜は、あの木1本で20万人の観光客が来るそうでありますけれども、戸津辺につきましては、現状ぐらいがいいのかなという気がしております。交通の問題、それから駐車場の問題、いろいろありまして大分通過者から苦情が来るというようなお話も聞いております。町としても交通整理やいろいろお手伝いはしておりますけれども、現状ぐらいで余り宣伝しないで、個人の所有であります戸津辺の桜を長く保存するのには、現状ぐらいの観光客がちょうどいいんではないかなと、そういう気がしております。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 現状ぐらいということは、余りお客さん見に来ないでくださいということですね、もう。これ以上ふえては通行の邪魔になったり、駐車場がスペース足りないから、来なくてもいいですよということですよね。違いますか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) 来なくてもいいですよではなく、現状ぐらいの対応でいけば戸津辺の桜の根っこの部分にも人は入らないでしょうし、いろいろ保存活動にも支障が出てくる可能性もありますから、余り多くの人が来るよりは現状ぐらいでいいんではないかと、そういう判断をしております。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 樹木医に観察してもらって、あの戸津辺の桜は囲いをしました。あの根元には人は立ち入らないことになっています。それをあの周囲で見学することがまた傷めてしまうんであれば、本当、逆に戸津辺の桜は先ほどあったように確かに私有物です。私物ですけれども、ああいった地元にある立派な資源を、これこそ矢祭はもったいない精神が生きていますけれども、本当にもったいないと思うんですが、というか、今ぐらいでいいと言うんであればそれまでになっちゃいますけれども、もったいないですよね、いかがですか、町長お願いします、もう一度。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) 先ほどから申し上げておりますけれども、この収容能力というものに限界があると思うんです。交通規制をするとか、そうした事態になりますと、またいろいろ問題が出てくるんではないかと。駐車場もかなり地元からの要望で広くつくりました。それでもやはり駐車場に入れないで道路へとめて、交通の支障を来しているという話も聞いております。できる限り、この地域の人たちに迷惑をかけないで観光を楽しんでもらう、その程度がいいんではないかという判断をしております。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 駐車場に入れなくて道路で立ち往生、待ち時間が長い。それだけあの桜を見に行きたいんです。そういって他地域から多くの人が来て、せっかくいい木なのになって見に来るのに、駐車場が狭い、道路で待っているということで、本当、逆にPRしないほうがいいんじゃないか、全然。観光資源として生かす必要はないとぐらいにしか私は受け取れないんです。逆に私は来てもらえるせっかくああいった資源があるのに、見てもらって、さらにまた別な人が来てもらって見てもらって、どんどん来てもらったほうがいいと思うんですけれども……はい、わかりました。 次の質問に移ります。 もう一つ、矢祭町は昔からコンニャクの町でした。特産品として、以前、農業が盛んだったころはコンニャクを主流に農業生産が盛んで、かなり所得を上げていました。そういった農家がいっぱいありました。矢祭町はコンニャクの町、やっていました。ところが、現在はコンニャクの価格も、輸入品もあり、価格が下がり、つくる農家もかなり減ってしまいました。ほとんどわからないほどになってしまいました。でも、矢祭町はコンニャクの町という看板を掲げながらやっています。特産品としてコンニャク、コンニャクの町づくりみたいなのを再燃させてはどうでしょうか。この地域じゃありません、コンニャクで町づくりやっているなんていうところは。コンニャクというのは、食べても健康食品で、すばらしいものなんです。そういった考えはないでしょうか、町長お願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) かつて矢祭町の誇りだったのはコンニャクと山林、奥久慈材ですね、これが農家の大きな収入源になっておりました。しかしこれも経済行為の一つでありますから、農家として採算に合わないとなれば、やはり撤退するのはやむを得ないのかなという気はしております。 矢祭町としても、コンニャクの栽培技術のノウハウを持った方々がまだまだおりますから、何とかコンニャクを基幹作物として振興してまいりたいと、そういう思いでいろいろ対策は練っております。詳細については事業課長のほうから説明させますけれども、町としても手をこまねいているわけではありませんで、何とかコンニャクを振興したいという、耕作放棄地の解消にもつながるわけでありますから、少しでもコンニャクを振興したいという思いがありますから、その辺はお酌み取りいただきたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 先ほど町長からも説明ありましたが、町としてもコンニャクについては着目しているということで、一昨年からでございますが、「一畝一大プロジェクト」という名称をつけさせていただいておりますが、在来種にこだわったコンニャクの普及活動のほうの展開を、プロジェクトメンバーを集めて進めているというところでありまして、実績としまして、昨年度やまつり元気祭での、いわゆる芋からつくりました生ずりコンニャク、こちらのほうの出展であったり、主婦を対象としましてコンニャクづくり教室なども実施してきたというところでございます。毎年メンバーのほうはふえてきておりまして、これは在来種、とにかく在来種ということで、現在1畝歩から3畝歩程度の今は小さな畑ではございますが、そういったところでのコンニャク栽培活動を継続していこう、そしてコンニャクのイベント、コンニャクの技術、こういったものを普及していこうということを考えております。 ことし3年目となりますので、これまでの活動に加えまして、鉢植えコンニャクを一般家庭に配布することで、結構やっぱりコンニャクの花を見たことがない、コンニャクの芽を見たことがない、そういった方もいっぱいいらっしゃることがわかっておりますので、各家庭でそういったコンニャクに触れ合うことでコンニャクの町としてのイメージづくり、こういったものにも取り組んでいきたいということでございます。 現在、正面玄関の前にコンニャクの花、あれは在来種の4年目というふうに聞いておりますが、花を提供いただいておりますので、そちらに飾ってありますので、ぜひごらんになっていただければと思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) コンニャク、今、消費量がどれぐらいなのか。矢祭町での町内での消費量だってそんなには高くないです。でも町民がみんなでコンニャクを食べるようなキャンペーン的なものをどんどん町が推進すればいいんです。町外から来た方に、例えばユーパルに泊まりに来たお客さんに必ずコンニャク料理を試食、提供して、帰りには刺身コンニャクなどを買っていってもらうと。コンニャクというのは健康に本当にいいものです。これをどんどん消費することを考えればいいんです。 それかコンニャクの芋、あれを鉢植えにしたもの。例えばですけれども、鉢植えにしたもの、一つの観葉植物になります。あれをお土産に、お土産品として販売するとか、そういったことで消費がどんどんふえるようなことを考えていけばいいんですが、いかがでしょうか。そういった考えはないでしょうか、町長。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 先ほど申し上げましたように一畝一大プロジェクト、これについてはコンニャクの普及に非常に興味を持った方が、いわゆる有志で集まって進めているところでございまして、先ほど申し上げたように、鉢植えコンニャク、こちらのほうをまずは一般家庭に配布するような形で進めていきたいということでございますが、将来的にそういったものが特産品に成長していけば、それは非常に望ましいことだと思います。さまざまなアイデアを出しながら、非常に楽しみながらコンニャク普及活動を進めているところでございますので、ご理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 了解しました。とにかく前向きに積極的にコンニャクの町づくりを推進してください。よろしくお願いします。 続きまして、次の質問に移ります。 職員体制についてです。 まず1つ、グループ制を導入して久しくなりますが、現状はどうなのか、お伺いします。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長、菊池嘉宣君。 ◎自立総務課長(菊池嘉宣君) ただいまのご質問でございますが、グループ制につきましては平成15年8月から始めた制度でございます。現状につきましては、現在11グループがございますので11グループ長がいるという状態でございます。内訳につきましては自立総務課に3つのグループ、町民福祉課には4つのグループ、事業課には2つ、教育課に2つのグループがございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) そのグループ制なんですが、私もグループ制に携わっていました。グループ長という立場でいました。ところが、グループ内で仕事の内容をみんなで協議しながら、グループで協力し合いながら、話し合いながら進めるという建前ではありましたけれども、現実は、実情はそれぞれの文書、自分の与えられた事務文書をこなすので精いっぱいです。人の仕事まで手を出すほど余裕がありませんでした。私はそんなに優秀ではなかったです。今の方々はみんな優秀ですから、連携をとりながらうまくその仕事を、部署をこなしていると思うんですけれども、その辺の内容的なもの、現在はどうなのか、ちょっとお伺いします。もう一度お願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長、菊池嘉宣君。 ◎自立総務課長(菊池嘉宣君) ただいまのご質問でございますが、実質的に議員さんのおられた時代と現在はそう変わらないといってもよいと私も思っております。このグループ制の本旨につきましては、柔軟な職務の対応体制がとれるということが本旨でございまして、本来はそのグループの中で人の割りつけ、あるいは職務の内容によって、そこに重点を置くということをその都度その都度判断して、柔軟な体制で効率化に努めるというのが本旨でございますが、なかなかそこまで行っていないということも一方ではございます。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) ということであれば、やっぱりグループ制という制度は余り先進的な考え方ではなかったんじゃないかなと、以前のように係長制、係長、ネーミングは違うかもしれませんけれども、それとその後の問題にもかかわってくるんですが、職員構成とのバランスです。 本来であれば、職員数がもう少し以前のような状態であれば、本当にそのグループ制も連携とれてやれると思います。今はとにかく少人数体制でやっている現状ですから、なかなかその連携が図れないという部分はあります。仕事も今はパソコン時代ですから、パソコンの中に全部データが入っているから、それを見ながらこなしていけばいいんだということも考えはありますけれども、仕事の本当の内容は人から人への伝達です。先輩から後輩に、異動してきた後から来た職員にはこういう内容だよ、ああいう内容だよ、人の関係はこういうものだよというような連携を図りながらやっていけば、本当に密の濃い仕事ができると思うんですが、今はそれがなかなか難しいというような状態だと思います。私のころもそうでしたけれども、現状もまだそうだということで、わかりました。 その2番目の質問にかわりますけれども、職員構成、とにかく今、正職員を減らして嘱託職員、臨時職員等で対応していますけれども、現状はどうなんでしょうか、お願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長、菊池嘉宣君。 ◎自立総務課長(菊池嘉宣君) ただいまのご質問でございますが、現状につきましては一般職員としまして62名、それから嘱託職員として27名でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 議会開会前に資料をいただいたんで、それを見ています。 28年現在は一般職員が62名、嘱託職員が27名、合計で89名体制です。正職員、一般職員が62名ですから、これは幼稚園の先生も入っています。一般行政職となるとかなり減ってきます。そういった中で今、行政業務、仕事はかなり細かい内容で、かなり膨大なものになっているはずです。パソコンがあるからその処理は簡単だって、数字的なものは簡単に処理できますけれども、先ほども話したように、なかなか仕事をこなしていくのが難しい部分があると思うんですが、町長いかがですか、この体制を今後もとっていくんですか、それとも、もう少し職員体制を上げたいというような考えはないんでしょうか、いかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) 以前から申し上げておりますけれども、町職員、行政職の定数といいますか比率、人口1,000人に職員10人、100人に1人。矢祭町ですと6,000人ですから、62名。今ちょうどバランスのとれた比率かなという気がしております。これからもそうした方向性で運営してまいりたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 現体制でやっていくというようなことですが、仕事の分量、1人当たりの分量がかなり多いはずです。人口が少ないからといって仕事がそれだけ減るならいいけれども、減るわけではないです。やっている内容は同じだと思います。ただ数の問題だけだと思います。それだけ職員の負担が重くなっているわけですから、私は職員の方々には十分健康に留意され、きちんと休めるような体制をとっていただければと思うんですが、なかなかそれが現実では難しいんじゃないかなというふうに感じますし、これからもそういう体制でやっていくんであれば、とにかく町長として職員体制を、職員の健康管理を十分に注意してくれるようにお願いしたいと思います。 続きましてもう一つ、滞納整理班の活動状況とその実績についてお伺いします。いかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長、菊池嘉宣君。 ◎自立総務課長(菊池嘉宣君) ただいまのご質問でございますが、滞納整理班につきましては、27年度の実績につきまして5方部20の班を編成して活動しました。実績としましては、訪問を87回行いまして約290万円を徴収してございます。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 290万円徴収したということで、これは大変な努力だと思います。たかが290万円といいますけれども、かなりすごい数字だと思います。私もその経験あります。約束しても必ずいてくれればいいんですがいないです。逆にその約束した時間にわざわざいなくなってしまったりとか、日曜日の夕方来てくれ、夜何時に来てくれ、行ってもいないです。そういったことを繰り返しながらやっていました。 今、矢祭町は全職員がその滞納整理班に入っていろいろ対応していますけれども、自分の仕事、先ほどから繰り返しますけれども、自分の仕事を持って残業もしなくちゃならないところにいて、きょう滞納整理だから行かなきゃ、ちょっと勘弁してもらいたい、現実は多分そういう状態だと思うんです。ですから、やっぱり税務グループの中にも徴収専門に当たる方が本当は2人、3人いてもいいぐらいなんですけれども、職員が少ない中でやっているんですから、これはみんなで協力してやりましょうということでその整理班ができたわけです。これも滞納額、恐らくそれだけ徴収しても逆に滞納額はどんどん上がっているんじゃないかなというふうに思いますけれども、滞納額全体はどうなんでしょうか、今現状は。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長、菊池嘉宣君。 ◎自立総務課長(菊池嘉宣君) 滞納額の詳細の数字につきましては、ただいま数字的には持ち合わせてございませんが、傾向として申し上げれば、やはり微増の傾向にあるというふうに思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 微増ですか。     〔「微増」と言う人あり〕 ◆1番(青砥安彦君) はい、了解しました。 というのが現状だと思うんです。それだけやっぱり大変なんです。時間がなくなってしまうので、ちょっとすみません、私はわかりました、現状。 続きまして、役場自衛消防隊の現状と活動状況について伺います。現状はどうでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長、寺島正一君。 ◎町民福祉課長(寺島正一君) お答えいたします。 役場消防隊でございますけれども、平成13年に町内における火災、その他種々の災害に対処することを目的に組織されました。副町長を隊長、教育長、そして自立総務課長が副隊長でございまして、現在36名の職員が加入しております。36名のうち女性が17名でございます。 活動状況につきましては秋季検閲、そして出初め式への参加協力、昨年、火災車両と建物火災がおのおの1件発生しておりますので、その初期消火に出動しております。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 機械点検とか消火活動訓練みたいなものは実施しているでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長、寺島正一君。 ◎町民福祉課長(寺島正一君) 月1回各課持ち回りで消防自動車、いわゆる積載車の運転、さらには小型ポンプの水勢を行っております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 仮に町内で火災が発生したという場合には、出動は白河広域圏のほうの消防団、地元消防署、一番最初だと思うんですが、その次に駆けつけるのが一番早いのが役場自衛消防隊だと思うんです。各班の消防は勤め先がばらばらだったり何だりでなかなか出動まで時間かかってしまうと思うんです。一番最初に駆けつけるのが役場自衛消防隊。そういった中でこの消火訓練というのは、現実は必要だと思うんです。本当にいざ火事場に行くと実際は動けないのが現状です。その辺の訓練をくれぐれも大変ですがお願いしたいと思います。よろしくお願いします。答弁をお願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長、寺島正一君。 ◎町民福祉課長(寺島正一君) お答えいたします。 先ほども申し上げましたように、月1回各課持ち回りで水勢をしておりますので、議員さんおっしゃるようにさらに徹底をしてまいりたいと思います。 以上です。 ◆1番(青砥安彦君) 了解しました。 私の要望した時間は60分ですので、時間が足りなくなってしまいました。これでほかにも質問事項がいろいろあるんですが、その中でもちょっと教育振興について質問させていただきます。 矢祭小学校が完成して、新校舎で授業が開始されました。開始されてまだ半月ぐらいだと思うんですが、その中で立派になりました、校舎は。問題はその中身です。教材備品とか学校の図書、その充足状況についてお伺いします。教育長、お願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 教育長、古張金一君。 ◎教育長(古張金一君) ただいまの質問でございますが、昨年度から各学校の備品等を精査いたしまして、使えるものとか使えないもの、また学校では使えないけれども何かまだ使用可能なもの、そういうことを仕分けいたしまして、必要、実際に学校で使えるものについては旧小学校から矢祭小学校のほうに運んで実施をしているという現状でございます。これから統合して、人数もふえて学級数もふえてということでございますので、これからまだ不足してくる可能性のある備品等もございますが、現在のところ必要なものについては充足をしているところでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 あと10分です。 ◆1番(青砥安彦君) 了解しました。 それで、3番目になっていますが、学校が始動しました。全てが初めての対応になると思うんです。現場の先生方からの生の声を本当に真摯に受けとめて対処してほしいんです。予算がないからこれは我慢してくれ、これは古いもの、使えるものはいいです、そういった現場の生の声を本当に真摯に受けとめてもらって、せっかく矢祭小学校ということで立ち上げたんですから、学校が立派でも中身が足りないんでは困るんです。大切なのは中身です。そういったことを、繰り返しますが、本当に現場の生の声を聞いてほしいんですが、その辺の対応をお願いします。教育長、いかがですか。 ○議長(鈴木敏男君) 教育長、古張金一君。 ◎教育長(古張金一君) 当然、議員おっしゃるように、中身が非常に重要であります。教育は人なりとこう言われております。ぜひ現場の情報収集等も小まめに行い、教育活動に生かすことは必要なことでございます。校長が考えを生かして教育活動を展開されていくものと考えております。優先されるべきは児童のためになるかであります。そして地域のためになるか、町民のためになるか、まずは第一に児童にためになることを優先して進められるようにして、子供たちが町に有益な人材となるように指導をしてまいりたいと考えております。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) くれぐれもよろしくお願いいたします。 次に、矢祭小学校の校舎ですね、過日、私も見学会に参加させていただきました。外部から見る姿と、また中に入ると、また大きくて本当に立派な校舎で、すばらしいです。感心しました。ただ、あれだけ規模があって広範囲で広い校舎となると、学校管理は大変じゃないかなというふうに感じました。もちろん単純に掃除だけでも大変です。そして明かりをとるために窓ガラス類がかなりあります。ああいったものの管理イコール掃除類、児童たちだけではとても手に負えないはずです。その管理状況、管理はどういうふうにしているのか、お伺いします。 ○議長(鈴木敏男君) 教育長、古張金一君。
    ◎教育長(古張金一君) ただいまの質問でございますが、非常に子供たちのニーズに合わせた形でつくられておりますが、当然児童だけでの掃除、先生方だけでの掃除ということはとてもできない状況にはあるかというふうに思っております。そのために町職員を配置したり、細部に目が届くようにそういう体制は整えているつもりでございます。学校維持管理には当然専門業者の方、特に高い窓のところの清掃などは必要になってくるのかなというふうに考えております。計画的に管理を進めてまいりたいと考えています。 また、もちろん外回り等も保護者、地域の方々のボランティア的な活動も必要になってくるかと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) ぜひ、その辺の管理のほうを上手にやってもらって、せっかく貴重な税金を、莫大な予算をかけてつくった建物ですから、長もちさせてください。よろしくお願いします。 それと、今回見学会をやりましたけれども、あのときに、もう過ぎたことですが、見学者から、あの感想なりアンケートをとることが必要だったと思うんですが、残念ながらアンケートの場とか、感想を聞く場はなかったです。それぞれいろいろ立ち話しながらいろいろ聞きました。いや、立派であれだね、これ、ここ危ないじゃないの、何だねなんていろいろな意見もありました。そういった意見を聞く場がなかったのはちょっと残念でした。 それで、私、見学会に参加させてもらって、ちょっと危険性を感じたのが2カ所ほどありました。ちょっと小さい写真で申しわけないんですが、まず1つは、校舎の手すりです。こういったつくりの手すりなんですけれども、このときに子供がこの手すりのここの段に上がって、高いところへ登って下を眺めるような可能性もあります。万が一落ちてしまうことだってあります。子供ですから何をやるかわからないんです。本当この手すりの構造自体が、なぜこんなつくりをしたのかなというふうに疑問に思いましたけれども、この辺の安全性というか管理、これも管理になってしまいますけれども、十分注意しないと、おっこちる可能性があります、危険です。この辺いかがでしょうか。徹底的に指導をお願いしたいと思うんですが、教育委員会としてどうでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 教育課長、片野一也君。 ◎教育課長(片野一也君) ただいま議員からご指摘の手すりの件でありますけれども、柵が縦状のところに横に入っている、これは柵の強度を持たせるためにつくったということでございますけれども、今ご指摘のとおり、そこに登ってしまうということも十分考えられます。この点についてはいかにして注意を喚起するか、それから対策が必要になるとなれば、ここについても何らかの対策を講じていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) とにかく繰り返しますが、子供ですから、先生の目の届かないところで何をするかわからないんで、十分に注意をお願いします。 もう一つ気づいたのが、ベランダに出るところのこの段差です。私、はかってみましたら20センチの段差です。大人でさえ20センチの段差というのは大変なんです。子供、ましてや小さい子供たちになると、20センチの段差はかなりきつくなっているし、2段、3段になっています、この辺も。これも危険です。ここでひっかかって転んだり何だり、けがの可能性がありますので、この辺の対応というか、この現場の先生方の対応しかないんですけれども、こういうつくりだったんで、なぜこんなに段差をつくってしまったのかと思って、疑問に思いました。これはどうしろ、こうしろ、今さら言ってもどうしようもないですが、とにかくこれも危険性がありますので、十分に現場のほうには指導のほう、徹底するようお願いしたいと思います。ここは20センチあるんです。教室の床とベランダの高さまで20センチの落差、高さ、高低差があるんですということで、これも危険だなというふうに感じましたので、十分注意をお願いしたいと思います。 議長、時間はもう……     〔「2分」と言う人あり〕 ◆1番(青砥安彦君) あと2分。 私も今回初めてこの場に立たせていただいていますけれども、質問事項はまだまだあったんですけれども、本当に時間、これで60分というのはあっという間だなということでわかりましたので、残された質問については次回の議会でまた質問させていただきますので、私は今回の質問はこれで終わりたいと思います。 ありがとうございました。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は11時10分とします。 △休憩 午前10時59分 △再開 午前11時10分 ○議長(鈴木敏男君) 再開いたします。---------------------------------------佐川正一郎君 ○議長(鈴木敏男君) 3番、佐川正一郎君、登壇願います。 持ち時間は60分です。12時10分までです。     〔3番 佐川正一郎君登壇〕 ◆3番(佐川正一郎君) 議席番号3番、佐川正一郎でございます。 ただいま議長の許可を得ましたので、通告に従い一般質問をさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。 まず初めに、防災・減災対策について質問をさせていただきます。 平成23年3月には未曽有の東日本大震災が発生しました。また、一昨年の平成26年8月、豪雨による広島市の土砂災害、そして昨年27年9月には関東・東北豪雨災害等で多くの人命を奪い、家屋や公共施設、学校等に大変大きな、大規模な被害をもたらしました。また、ことし4月には九州地方では初めて熊本で震度7を観測する地震が発生しました。被害も広範囲で甚大で、被災地の方々には頑張ってほしいと心から願っております。 災害の多い日本列島、国も平成28年4月1日から防災・減災等に資する国土強靱化基本法が施行されました。そこには本町も考えてはいらっしゃると思いますが、市町村の防災地域計画や施策の実施について、その責務が明記されております。災害から命を守る計画作成と施策の実施はどのようにお考えでいるか、お尋ねをいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長、寺島正一君。 ◎町民福祉課長(寺島正一君) お答えいたします。 ただいまのご質問でございますけれども、地域強靱化計画につきましては大規模自然災害に備え、ハードとソフトの両面から、従来の防災の範囲を超えた幅広い分野にわたる総合的な施策を講ずるよう求められております。本町においては安心・安全な町づくりの観点から、国・県の取り組み状況や近隣町村の状況等について、情報を収集しながら検討してまいる考えでございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 3番、佐川正一郎君。 ◆3番(佐川正一郎君) 町民のための安全・安心の施策をお願いを申し上げます。 次の質問に入ります。 過去10年間で県内年平均45件の土砂災害が発生しております。福島県は傾斜が急な危険箇所7,867カ所を土砂災害防止法に基づき、平成17年度から被害が及ぶと予測される範囲を調べております。危険箇所調査完了が3,627カ所で、調査の未完了が4,240カ所と報告され、今年度内に県は調査未完了2,000カ所を調査実施すると発表しております。その中で県南地区では危険箇所1,040カ所を指定し、調査完了は431カ所、調査未完了が609カ所です。この県南の数字の中には本町の調査指定はないのか、お尋ねをいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 土砂災害危険箇所についてでございますが、これは土砂災害防止法の規定に基づいて調整区域指定が行われるというものでございまして、県による基礎調査を実施した後に区域の指定が行われるという手順となっているということで、今回ご指摘の2,000カ所の調査というのがこの場合の基礎調査を指しているものと思われますが、矢祭町においては全部で188カ所の土砂災害危険箇所がございます。これまでに150カ所の調査が終了しているということで、このうち58カ所が既に区域指定のほうを受けているという状況でございます。 県から聞き取りしましたところ、今年度から来年度にかけて残り38カ所の調査、これを完了したいというふうに考えているという答えでございました。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 3番、佐川正一郎君。 ◆3番(佐川正一郎君) この矢祭町の危険箇所の指定は、町民等にはお知らせは願うことはできないんですか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 調査の終了後、住民説明会がプロセスとして行われるということでございますので、その地域にお住まいの方について公民館等に集まっていただいて、こういう調査結果でしたということで意見を伺うということがございますので、その点については周知できているというふうに考えております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 3番、佐川正一郎君。 ◆3番(佐川正一郎君) わかりました。町民にも詳しくお知らせをお願いを申し上げます。 また次の質問に入ります。 豪雨のたびに東舘区内では家屋の床下浸水等の被害があります。既存の排水路の増設や改修等の対策が必要と思われますが、どのような対策をお考えか、お尋ねをいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) ただいまのご質問でございますが、東舘区内につきましては国道118号沿い、こちらのほうが冠水するということで、この対策についてのご質問というふうに承ります。 こちらについては地元からの要望も大変多い箇所ということで、町としても県と協議しながら対策を検討しているところではございますが、部分的な改修ではなかなか難しいということで、時間を要しているというところでございます。主に2カ所でございますが、1カ所目として商工会前、こちらの改良につきましては国道を横断している暗渠、そしてその先の町道の側溝、これが狭いということが冠水の原因として考えられるのかなというふうに思っておりますが、こちらのほうの拡幅についても十分検討しましたが、なかなかスムーズな解決が難しいということで、幾つか課題が見つかっているということで、そのほかの方法も考えられないか、現在検討している状況ということで、検討は進めておりますが、まだなかなか対策に着手できないという状況についてご理解賜りたいなというふうに思っております。 また、国道349号と国道118号の交差点、今の矢祭小学校の前、こちらについても水のほうがあふれるのではないかというご指摘もいただいておりますが、こちらについては矢祭小学校を今回建設した際に、町内にこれまで流入してきた部分の水を、逆に南側のほうの水路を通して久慈川に直接流すというような形で、排水経路の改良を行っております。これによって少しは改善されるのかなと思いますが、この効果も見ながら検討していきたいということで考えております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 3番、佐川正一郎君。 ◆3番(佐川正一郎君) ありがとうございます。早期に改修等の検討を進めることをお願い申し上げます。 次の質問をいたします。 石田区内の田川河川内の土砂が非常に堆積しております。減災対策にはどのような計画があるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 田川河川内の土砂でございますが、こちら準用河川ということでございますが、砂防指定地区ということで、県の管理下ということでございますので、事業調整会議でも堆砂除去のほうを要望しているというところでございます。 県からの聞き取りではございますが、田川の堆砂については河川断面を阻害するなどの維持管理上の支障となっている箇所もあるという認識でということでございまして、緊急性等を考慮しまして、毎年計画的に除去していきたいというような回答でございました。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 3番、佐川正一郎君。 ◆3番(佐川正一郎君) 町民に対する防災行政は大事な施策でありますので、よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございます。 次に、教育行政についてお伺いをいたします。 もったいない図書館の利用促進の強化として、図書館で本や新聞を読んだり、そして休日に子供たちが宿題をしたり、また長期休暇のときに勉強する場所の提供があってもよいかと思います。お尋ねをいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 教育長、古張金一君。 ◎教育長(古張金一君) ただいまの質問でございますが、現在、もったいない図書館には幼児用スペースにテーブル2台、それから幼児用のベンチですね、ビニール製のものが2台あります。それから仕切りなしのテーブル3台に椅子が15脚、別の場所にテーブル2台と椅子8脚、それから仕切りありのテーブル2台に椅子が8脚ございます。全て使えば31人程度が読書なり学習できる現状ではありますが、ただ、仕切りのあるテーブルと椅子が8脚では、学習の場を十分確保できているという状況にはないという認識はございますが、平日はまず満席になることがないということで、長期休業中とか中学生のテスト前とか、そういうときには課題となるので検討が必要かと思われます。これらについては長期的な計画の中で検討してまいりたいと考えております。 ○議長(鈴木敏男君) 3番、佐川正一郎君。 ◆3番(佐川正一郎君) 各市町村の図書館には自習室や勉強するための広い場所が設置されていますので、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。 次の質問をいたします。 もったいない図書館の利用者が平成20年度の5,044人から、平成27年度が2,469名と7年間で約半分になりました。図書の貸し出しの利用促進の強化として読書通帳の導入を検討してはいかがですか。自分が読んだ本のタイトルや貸出日を記載し、本の価格も記入すると、預金通帳感覚で読書の意欲が高まるものと思います。お尋ねを申し上げます。 ○議長(鈴木敏男君) 教育長、古張金一君。 ◎教育長(古張金一君) ただいまの質問でございますが、図書手帳、図書通帳といいます。そういうものを配付して個人で記入していくことは可能になるのかなというふうに思いますが、システムを取り入れるとなると、機械本体や保守点検等で100万円以上の経費がかかっていくということで、これについてはかなり検討を要するのかなというふうに思っております。 ただ、その図書手帳ということで、個人で読んだ本を記入して、それを自分で持ち歩くとか、そういうことについては可能なのかなというふうに思いますが、その図書手帳については実際現在ありませんので、予算をつくって計上していく必要があるので、これも検討していかなければならないと考えております。 ○議長(鈴木敏男君) 3番、佐川正一郎君。 ◆3番(佐川正一郎君) 先日、図書館で手書きの読書通帳を取り入れている、栃木県の小山市立図書館と上三川町立図書館を視察に行ってまいりました。各図書館の館長にお会いしてお話をしてきました。小山市立図書館では2年前から読書通帳を導入し、読書の意欲が高まり、来館者がふえているというお話でございました。また、小山市の「元気アップ子ども司書養成セミナー」では、矢祭町の司書制度を見習って平成22年度から開講し、子ども司書が誕生しております。また、上三川町立図書館では読書通帳の導入が4年目に入り、読書環境整備に大いに役立つというお話でございました。映画鑑賞や手づくり工作会、そして手づくりキャンドル教室などの企画もたくさんありました。検討してはいかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 教育長、古張金一君。 ◎教育長(古張金一君) 現在、矢祭町でも町読書の日、それから子ども読書の日、子ども司書講座、あるいは読書推進リーダー手帳の交付などをして、それからさらに手づくり絵本コンクール、おはなし会、科学はてな?教室、家読まつり、矢祭もったいない文庫とか、職業にかかわる本のデジタル化などの事業を進めまして、読書を推進しているところでございます。読み聞かせにも出かけて、本に親しむ機会を設定しているところでございます。 また、施設見学とか利用、それから調べ学習、授業支援等の願いとか、図書検索カード、お願いカードとか、そういうことによってIPや図書館のホームページ等で広報を進めて、読書の推進を呼びかけているところでございますので、そのようなことを通じてぜひ読書の推進を図っていきたいと考えております。 手帳の導入については、今後検討してまいりたいと考えております。 ○議長(鈴木敏男君) 3番、佐川正一郎君。 ◆3番(佐川正一郎君) 小山市立中央図書館の読書通帳というのを参考に1部いただいてきたんですが、ほとんど手書きで、そんなに難しいことも何もなく、本の評価とか借りた日のタイトルとか日にちとかというようなもので、こちらの読書記録通帳というのが上三川町立図書館の通帳なんですが、これも本の値段とかこういう全く手書きですから、ほとんどこういう予算化を余りお金をかけないような読書推進の町づくりも私は賛成していると思います。 また、小山市の場合は「心に貯金」という、こういう資料を1部いただいてきたんですが、ここは小山のロータリークラブが、この手帳を約2万冊ぐらい用意して、各生徒に配付したり、各家庭に配布したということで、地域のこういう団体も協力しているということで、町挙げての読書推進ということで非常に感銘を受けてきた次第でございます。読書の環境整備は非常に大切なことでありますから、子供たちのためによろしくお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(鈴木敏男君) 3番、佐川正一郎君の一般質問を終わります。---------------------------------------本多勇也君 ○議長(鈴木敏男君) 2番、本多勇也君、登壇願います。 持ち時間は30分ですので、11時58分までです。     〔2番 本多勇也君登壇〕 ◆2番(本多勇也君) ただいま許可をいただきました2番の本多勇也です。よろしくお願いします。 私は今回、地元関岡の多くの皆さん、また町民の皆さんの後押しを受けましてこの場に立つことができました。大変光栄に思うとともに、責任の重大さを痛感しております。どうぞよろしくお願いします。 通告に従いまして質問いたしますので、よろしくお願いいたします。 初めに、関岡小学校の跡地の役場庁舎としての活用についてお伺いします。 平成28年4月に町内5校の小学校が統合し、矢祭小学校として開校しました。閉校になった関岡小学校について、体育館を除き耐震構造がクリアして、また耐用年数も残っているということで、駐車場も十分確保できる、経費もそれほどかからなくても役場として活躍できるのではないかと思うので、その考えについてお伺いします。よろしくお願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) 関岡小学校の跡地でありますけれども、町内の多数の方々からもそうしたお話はたびたび伺っております。非常にこの矢祭の役場庁舎、昭和36年だったですか、県内でも最も古い役場になったのかなという気がしておりますけれども、行政改革、そうしたものを進めてきた矢祭町のシンボル的な建物でありまして、この役場につきましては以前から改築はしないで、何とかお粗末な建物でも大事に使っていこうという、そういうお話がずっとございました。 ただ、今回5つの小学校が統合になりまして、関岡小学校があいたということは町民の皆さんもご存じのとおりでありますし、あの小学校が非常に建物として、まだまだ耐用年数が残っておる頑丈なものであります。私の口から今すぐそちらを検討しましょうというお話はできませんけれども、長い目で見ると、やはりこの矢祭町の役場というものはいつまでもつのかなという気はしております。 泉崎の役場が矢祭町役場よりも3年古い建物でしたけれども、今回、震災対応の補助金で新庁舎ができました。これは廃校を利用したとかそういうことではなく、全く新しい建物を別のところにつくったんでありますけれども、平家建ての非常に役場としての見た目は役場らしくない役場ができております。いい施設だなという思いで先般見てまいりましたけれども、その次に古い石川町も新庁舎を建築中でありまして、矢祭町といたしましても、新築ではなく関岡小学校の跡地利用、こうしたものは将来の検討課題という気がしております。平田村が多分小学校の跡地を、統合になった小学校の跡地を利用して役場庁舎を改築して使っているという話は聞いております。 矢祭町といたしましても、そうした廃校の有効活用ということを考えれば、役場利用ということも視野に入れた、これからの計画を立てなくてはならないのかなという気がしております。総合計画にも役場庁舎の新築というものは入っておりませんけれども、見直しの中でそうしたものを町民の多くの皆さんのご意見を聞きながら検討してまいりたいと、そういうふうに思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 2番、本多勇也君。 ◆2番(本多勇也君) 既存の建物を活用するということは意義あることでありますので、どうか前向きに検討してほしいと思います。また、関岡小学校が閉校になりまして、関岡の区民の誰もが子供たちのあの元気な声が聞こえなくなって寂しいという思いにありますので、どうか関岡区民、みんなあそこに役場が来るということで楽しみにしていますので、その辺よろしくお願いしたいと思います。 次に移りたいと思います。 関岡地内の林道江戸塚・砂崩下線ほかの林道の改良についてお伺いします。 関岡地内にある林道江戸塚・砂崩下線、砂崩下・大沢線について、かなり横断溝の損傷、のり面の崩壊、通行等にかなり支障を来しているということで、そういうところが数カ所あります。これらの改良についてお伺いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) これも本多議員の地元の話でありますけれども、江戸塚・砂崩下線でありますか、この路線、各種の林道には愛護組合ができておりまして、地元の利用者が愛護組合を結成して、常日ごろの手入れ、管理をしていただいております。残念ながら江戸塚・砂崩下線にはその組合がない関係上、ふだん余り手入れが行き届いていない、そういうことがありまして側溝等の目詰まりによる崩落等が考えられます。町といたしましても、この林道の有効活用というのはやはり林業振興のためには必要でありますから、各種の林道ともそれぞれに補修等を重ねながら維持管理をしているわけであります。どうか本多議員におかれましても、地元に働きかけをしていただいて、愛護組合の結成をお願いしたいなと、そういう思いがしております。愛護組合が後々のメンテナンスをやっていただけるようであれば、町といたしましてもこの崩落箇所とか側溝の修理とか、そうしたものは積極的にやってまいって、できる限り有効活用ができる林道にしていきたいなという気がしております。 経費等もいろいろかかるとは思いますけれども、各種の林道から要望があれば、それぞれそうした対応をしております。議員からぜひとも積極的に働きかけていただいて、愛護組合の結成をお願いすれば、また違った展開になってくるのかなという気がしております。 詳細については担当課長のほうから説明させますが、ぜひとも議員にはそうしたご尽力を賜りたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) ただいま町長から説明申し上げたとおりでございますが、実際その林道江戸塚・砂崩下線、こちらのほうで複数崩落箇所があるということで、特に関岡小学校から上がったすぐ先、そちらのほうに側溝の崩落箇所、さらに林道砂崩下・大沢線との接道部分、こちらのほうが大きく崩落していて通れないということで、かなりこれ事業費がかかるだろうというふうに見ております。 また、路線そのものがシノやぶ等で実質通れない状況になっているということでございますので、こちらについても一度費用をかけて通れるような形にやぶ払いをしなければ、ちょっと難しいだろうということでございますので、先ほど町長からも説明申し上げたとおり、地元での管理体制ですね、こちらのほうが整うということが非常に重要かなというふうに担当課としても認識しておりますので、状況については十分担当課把握しております。その点も含めて検討いただければと思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 2番、本多勇也君。 ◆2番(本多勇也君) ありがとうございました。 先日、私も地元の人に「おまえ、行って見てこい」ということで見てきました。さすがに関岡小学校から上がっていって、ちょうど先ほど課長が言われたように、ガードレールがもう浮き上がっちゃって崩落しているという、あそこまで行くのにかなりのやぶになっているので、先ほど町長の答弁にもありましたが、関岡区でできることはできるようにみんなで話し合いしまして、何とかこれからの林業振興のためにもやっていきたいと思います。ありがとうございました。 最後になりますが、商工業についてちょっとお伺いします。 SMC株式会社の新工場の進捗状況と高田会長への恩返しについて、私なりに質問したいと思います。 現在、SMC株式会社の新工場の建築が進められておりますが、町民が本当に大きな期待を持って待ち望んでいますので、現在の進捗状況等について、わかる範囲で結構ですので教えていただきたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) SMCの新工場の件でございます。民間企業の工事でございますので、工事内容をここで私のほうから詳細に申し上げるというのはちょっと適切ではないかなと思っておりますが、SMCの担当者に確認しましたところ、予定どおり平成29年2月までには竣工するというペースで順調に進んでいるという回答でございましたので、ここで報告させていただきます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 2番、本多勇也君。 ◆2番(本多勇也君) 町民、みんなかなり期待していますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。また、SMC株式会社が本町に来て、創業以来雇用の確保の場、また固定資産税、法人町民税等の税収の確保など矢祭町に多大な貢献をしていただいておりますのは、これはひとえに高田会長のおかげであると思います。ついては、高田会長を名誉町民とかに推挙し、できれば銅像等を建ててその功績に報うべきであると思うんですが、町長の考えをお伺いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) SMCにつきましては、皆さんご存じのとおり、矢祭の税収の大きな部分を担っていただいております。大体、法人町民税、償却資産税、固定資産税、こうしたものを合わせますと町税の約40%ぐらいは毎年納めていただいているのかなと、そういう気がしておりますし、雇用されております社員の源泉徴収税とか、そうしたものもそのほかに入ってまいりますので、矢祭町にとりましてSMCというものは既になくてはならない、矢祭町がこれから矢祭町として存続するための大きな原動力になっておるものと考えております。 今、第一工場に約1,000人働いておるわけでありますけれども、建築中の第2工場、今課長からのご案内のとおり、来年2月ごろには竣工の予定だということでありますけれども、将来、あと2,000人、合計3,000人の雇用を生み出す工場だというお話であります。いきなり3,000人になるわけではないと思いますけれども、年々雇用の数はふえていくはずでありまして、固定資産税につきましては活動の関係で5年間は猶予あると思いますけれども、その後におきましては今の倍以上の税金が矢祭町に入ってくるのかなと、そうしたことを考えますと、SMC、前根本町長とSMCの当時高田社長でありますけれども、高田社長の非常に強いきずなでこの矢祭町に立地していただきまして、矢祭町にとりましては今日の独立独歩の町づくりの大きな礎になったものと思っております。 当然、ただいま議員から言われましたように、高田会長への名誉町民の称号等も考えてはおるんでありますけれども、まだ本人に全然そうした打診をしておりませんので、受けてくれるかどうかも定かではありませんけれども、来年1月には矢祭町が合併60周年記念になるわけでありまして、そのときの記念行事の中で高田会長の名誉町民推戴というものも視野に入れた検討をこれからしてまいりたいと思っております。何といいましても、現在も町で高田基金を生かしまして、子供たちの教育に使用させていただいておりますし、多くの町民がこのSMCから大きな所得を得ているということは紛れもない事実であります。矢祭町に立地していただいたお礼、これは十分に考えなくてはなりませんので、今後ともそうした方向性を見ながら検討してまいりたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 2番、本多勇也君。 ◆2番(本多勇也君) 本当に前向きに考えてほしいと思います。郡内の優良企業ももろもろの事情で生産中止とか撤退とか、そういう暗いニュースの中で矢祭町だけが「本当SMC大きくなっていいね」とかという話はよく聞きます。ただ、例えていいことなのか悪いかわかりませんが、とにかくSMCがせきをしたときに矢祭町が肺炎なんか起こさないように、ぜひとも手厚い手を差し伸べて、SMCをもっと温かく見守ってほしいと思います。 一応、今回はふなれですが、これで質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(鈴木敏男君) 2番、本多勇也君一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は午後1時0分とします。 △休憩 午前11時46分 △再開 午後1時00分 ○議長(鈴木敏男君) 再開します。--------------------------------------- △菊池淳之君 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君の一般質問を行います。 8番、菊池淳之君、登壇願います。 質問の持ち時間は80分ですので、14時20分までです。     〔8番 菊池淳之君登壇〕 ◆8番(菊池淳之君) 8番、菊池淳之でございます。 下石井から立候補し選任を受け、この場にまた立たせていただきました。本当にありがとうございます。執行部の皆様にはひとつよろしくお願いを申し上げます。 冒頭でございますが、副町長の話になって申しわけないんですが、一説によりますとちょっと体調を崩して倒れたというようなお話を伺ってしまいました。町の要職にあられる方なので、ぜひ病状等何かわかるのであれば、倒れたというような、そういう払拭をするためにもお言葉をぜひ頂戴したいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) 公職にある副町長ではありますけれども、個人的な問題でありますので、この場でそうした公の答弁ということではありませんが、ただいま入院加療中でありまして、特別心配をするような容体ではありません。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) ありがとうございます。早い回復を願って、町政でまた一生懸命働いていただきたいというふうに願っております。どうぞお大事にするようにお伝えください。 それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。 羽原谷地牛舎ついて質問をさせていただきます。 現在、牛も入舎されまして、運営が開始されているのを先日の雨の日に確認をしてまいりました。3月末日に下石井区の区長と福祉課長のところに事業者との接見希望をし、事業内容や安全性の確認をしたいという旨申し入れしましたが、いまだその先へは進んでおりません。早期に場を設けていただけるよう希望をいたします。 さて、まだ開業して間もないので何の問題もないと思っていますし、現地を見た限りでは異常はないようでしたが、西側と東側と2つ通用の門があります。場内の雨水は入山側に流れ出ておりました。大半は道路側溝に流れ込んでおりましたが、何かが流出すれば入山側に流れ出ることは間違いないことを確認してまいりました。 ここで一つ伺います。簡易水道の水源地が下にございます。水質検査の方法、それから基準について説明を求めます。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長、寺島正一君。 ◎町民福祉課長(寺島正一君) お答えいたします。 ただいまの入山飲料水供給施設の水質ということでございますけれども、町では毎月原水と浄水、別々に検査をしております。浄水につきましては9項目51項目、原水につきましては3カ月に1回でございますけれども、指標菌検査と大腸菌の嫌気性を検査をしております。現時点におきましては何ら異常はございません。浄水の9項目につきましては一般細菌と大腸菌と塩化物イオン、あと有機物とpH値、味、臭気、色合いと、あと濁りの9項目を5月に検査しておりまして、先ほど申し上げましたように異常は見当たらないということでございました。議員さんおっしゃるように今後も水質については注視をしてまいりたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) 雨天にある程度まとまった雨が降っているときに、雨水の流れの状況を確認する機会をぜひ持っていただいて、それらの確認を実施していただきたいというふうに切に思います。これは安全性の確保がまず目的となります。定期的な意見交換の場を設けていただきたいということも前もってお願いはしておりますので、それに対する今後の取り組みといいますか、方向性についてお伺いをしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長、寺島正一君。 ◎町民福祉課長(寺島正一君) お答えいたします。 雨水というか雨天時の調査ということでございますが、今月雨の日に一度行ってまいりました。議員さんおっしゃるとおり、入り口が2カ所ございまして、西側の部分につきましては傾斜が矢祭町のほうに向いておりますので、スロープの部分につきましては本町のほうに流れております。最終的には側溝に流れておりますので、一番最終的には大内沢側に流れ込むのかなというふうな点は確認をいたしました。先ほど申し上げましたように、今後も注視はしてまいります。 それと、業者とのお話し合いの場でございますが、前々から要望はしておりますので、この点につきましても引き続き要望はしてまいりたいと思いますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) ありがとうございます。今後も安心・安全の水を確保するために、努力をいただきたいというふうに思います。 次の質問に移ります。 東舘商工会前の排水路についてお伺いをいたします。 これから梅雨時、そして災害が起きる台風がだんだんと来るという季節になってきております。側溝でありますが、雨量や短時間の増水によりまして水があふれ、災害を起こす不安があります。現実に何度も被害があったということを思っております。その事実について、現状の認識があるかどうか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 商工会前の排水につきましては、午前中にも3番議員さんのほうにお答えしたとおりではございますが、118号沿い冠水の被害が起こるということについては町としても認識しておりまして、また地元からの要望も強いということで県と協議しながら進めているというところでございますが、繰り返しになりますが、部分的に直せば解決するという問題ではないということで、まだまだ検討に時間を要しているというのが実情でございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) 改善をするには、例えば側溝が直角に、大雨のとき水がぶつかり合って害を及ぼすとか、いろいろ問題の確認といいますか、状況をつかまないと、どういうふうな方向でいくかというのはわからないかというふうに思っておりますが、その構造も前から結局水害が発生していたということは事実であります。その都度確認をしながらいたとは思うんですが、何ら手を講じなかった、工事できなかったというその状況をどういう方向でやるのか、このまま現状のままで放置してしまうのか確認をしておりますが、一度きちっとした期間を区切って、この辺までにこうするというようなお考えがあるのかないか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) この問題はたびたびこの議会でも質問をされておりますけれども、かつて舘山環境保全林事業、これの着手前は舘山は針葉樹林ばっかりだったんですね。以前は今のような集中豪雨はなかったんですけれども、この雨水の問題は同じようにありました。環境保全林になって、針葉樹林を伐採して広葉樹林に変えてから、少しその水の勢いも衰えてきましたけれども、この近年の集中豪雨はかつてないものでありまして、たびたび近隣の商店会に床下浸水等が発生したということでありますけれども、去年の場合には上流から流れてきた木が側溝の合わせ目にひっかかりまして、それが越水して道路を流れて床下浸水に至ったということであります。 町でも手をこまねいているわけではありませんけれども、久慈川までの排水の問題、簡単ではないんです。やっぱり十何億かかる事業でありますから、そう簡単に期間を示せと言われましてもなかなか難しい問題であります。今回もこの調査のための設計、測量を入札に付しております。どういう方針が出てくるか、今のところ不明なんでありますけれども、いろいろな方法はあると思います。そうしたものを可能性を探りながら、今後とも対策を進めてまいりたいと。町といたしましては検討を協議しながら、国道の横断溝だけでも早急にと思っておりますけれども、県のほうでもなかなか着手していただけない、やはり流末から設計をやり直さないと難しいんではないかというお話を聞いております。そういうことで、今ここで期間を示せと言われるのは、ちょっと無理だと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) 設計を委託しているというか、調査をしている、入札に付しているというような情報は残念ながらなかったものですから、その辺があるんであれば、前向きに進んでいるというふうに、先ほどの質問申しわけないなというふうに思いますので、その辺はご理解を願いたいと思います。 私の考えがいいのか悪いのかわからないんですが、水が二本溝からぶつかるところが、幾らかまず余裕があれば何か緩みが、よどみができて、少しでもその水の勢いをとめることができるのではないかなと、商工会のちょうど駐車場のスペースがありますので、例えば2メートル四方とかの緩み、よどみという、そういうものがあったら、一旦そこで水の勢いを抑えられるんじゃないのかななんていう素人考えがありますが、もし今後設計さん、いろいろなことがあるかと思いますが、そういうところで、もしそういうことができるのであれば、少しでも水があふれないような、目で見てわかるような方法があるかと思いますので、今後ともぜひ事業推進にお願いをしたいというふうに思います。 水の話で続けさせていただきます。 矢祭小学校のまだ造成が終わっておりません、整備されていないことから、今後平地になった水が町の中のほうに、東舘に向かって相当流れてくるんではないのかなというのは思っております。現実に上野内と、それから石田区のちょうど349とのぶつかるところですね、水の流れが合わさって駅のほうに集中して流れてしまうのではないかというふうな心配をしておりました。ここで確認をさせていただきます。あの部分の水の流れについて、概要の説明をお願いしたいというふうに思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 上野内、石田地区ということで、これも午前中に少し言及させていただきましたが、国道349と118号のぶつかる点につきましてですが、今回小学校の造成工事といいますか、建築工事をする中で排水路についても見直しを行っております。具体的には、現在体育館より西側の部分、さらに朝日のみちから北側部分のごく限られた水以外は、全て第2調整池と呼んでおります調整池から南側の水路を通して久慈川に流すということで、これまで小学校の敷地内のものほとんどが町内のほうに流れ込んでいたものが、流れ込む水量についてはかなり軽減されるということになっております。ですので、この結果を見ながらこれでどの程度改善されるかということも注視していきたいというのが現在のスタンスでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) ありがとうございます。今後とも小学校の水の行方というのはやはりみんな心配していると思いますので、ぜひ協力していただければというふうに思っております。 続きまして、昨年まで配布していたカリ肥料の配布中止についてお伺いをいたします。 放射能の吸収剤目的でありましたカリ肥料の配布でありますが、同じく散布費用も10アール当たり二、三千円いただいていたというふうに思っております。ことしから中止になったという回覧を見たんですが、町はその中止の連絡を受けたことに対してどんな対応をされたのか、お伺いをしたいと思います。
    ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) ただいまご質問のカリ肥料配布でございますが、議員ご指摘のとおり県が実施する営農再開支援事業のメニューの一つということで、放射性物質濃度の高い圃場、ここに吸収抑制対策としてカリ肥料を投入したいということで、営農可能な状態を回復させるというのが目的の事業ということでございました。 矢祭町につきましては、これに取り組んできたところではございますが、米の全袋検査におきまして2年連続で全ての米が測定下限値であります25ベクレル/キログラムというものを下回ったということで、実証圃を設けての比較実験を行った上で、県のほうで吸収抑制対策としてのカリ肥料散布は不要ですというように判断されたというふうに理解をしております。これにつきしては、矢祭町の圃場の安全性が確認された結果ということで、吸収抑制対策は不要ということである以上、カリ肥料配布の対象外となることについては、これはいたし方ない、当然であろうというふうに受けとめておりまして、これについては了承しているというところでございます。 なお、先ほどの質問の中でカリ肥料の配布に関するコスト、こちらのほうも補填しているというようなお話ありましたが、これについてはあくまで町のほうで補助していたものにつきましては、カリ肥料を散布するためのカリ肥料の費用ということでございますので、そこまでの輸送費などは見積もりの中に入っておりましたが、散布に係る経費、これについては対象外であったというふうに認識しております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) カリ肥料を散布するのにJAさん含めて散布の費用、田んぼにまく作業の費用ですね、それの費用が確保できますよということでやったと思うんですけれども、それは町については何もなかったですか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 直接その話が出た場にいたわけではないので、あくまで私の認識ということでございますが、今回見積もりに関しては、カリ肥料本体及びそのための輸送費、この2つを込みで提示してほしいということで各事業者のほうに渡しておりますので、ここに散布の費用が入っているという認識ではございません。 ただ、損害賠償請求の中でカリ肥料の散布にかかる部分、これがいわゆる追加的経費として東電の賠償対象になっているというような話も聞いたことはございまして、こういったものをJAが中心に取りまとめて申請しているというような動きがあることは、話としては聞いておりますので、そのあたりの話がもとになっているのかなというふうに思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) わかりました。ほかの業者さんがその代替をするのかどうか、JAさんがまとめてやっているのかどうかというところだと思います。 ただ、他町村でこの内容ですか、カリ肥料というのは。例えば塙、棚倉、鮫川についてはどんな状態なのか、ご存じであれば教えていただきたいのですが。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 今年度の動向まで詳しく把握しているわけではございませんが、塙、棚倉、鮫川等につきましては、カリ肥料が中止の対象にはなっていないということについては存じております。恐らく今年度も引き続き配布事業はやっているのかなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) これは13日と12日の環境放射能線量測定値というのが毎日出てきていますので見ているんですが、棚倉にしても塙にしても鮫川にしても、矢祭とさほど変わらないし、それでこの内容ですね、放射能というのはどうしても下へ下へと流れてくるおそれがあると。今後矢祭町の水源にまじってくることのほうが大きく考えられるというふうに思います。実際そういうふうに考えるからには、上下のほうが配布まだしている、そこで全部とれればいいですけれども、基本的に流れ出てくるのは矢祭のほうに来るんじゃないのかなというふうに思えてしょうがないんですが、水流は結局久慈川から取水して使いますので、その辺一度なくなると復活というのは難しいかなというふうに思います。町内の業者さん初め農家の皆さんにも経済効果というのはあったのかなというふうに思います。農家が安全・安心を守るには大きいことばかりではなくて、この小さなことにもう少し努力していただいて、他町村がやっているんだから、もう1年延長してくれよというようなお話がなかったのか、もう少し強硬に反対しようという考えはなかったのかについてお伺いをしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) あくまで吸収抑制対策ということでございますので、空間線量等々との比較ではないということは最初に申し上げさせていただきたいと思いますが、吸収抑制対策として実施する上の基準として、実際に米のほうで放射性物質が測定されているかという部分に着目してのものということで、その基準を満たさないものにつきましてはカリ肥料を散布する必要がないということでございますので、これを必要ないものをまきなさいというように強硬に主張することは難しいかなと。 経済的な面等々について、いろいろとメリットがあったんではないかというようなお言葉もありましたが、あくまで吸収抑制対策を経済的効果を理由に県のほうにお受けするということは、ちょっと担当課としてはそれはちょっと難しいということで、あくまで吸収抑制対策の必要性について県の判断、そして実証的判断が出たというふうに理解しているところでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) 矢祭が配布対象から外れるということは、棚倉も塙も鮫川もだんだんとそういうふうに外れさせられてしまうのかなと。確かにこの原子力の災害というのは1カ所だけということはないし、全部が全部一度になくなるということもない。避難区域解除にしても全部同じでありますから、その都度変わっていくのが事実かなと思いますが、できるだけこの4町村まとまっているときであれば、4町村一緒に今後やっていくようなことを考えていってほしいなというふうに要望として思いますので、今後何かあればそういうところは少し手を抜くわけではないんですが、強硬にやっていただいて、矢祭の安全の確保に努めていただきたいというふうに思っております。 次に、集落営農の取り組みについて質問をさせていただきます。 現在、大きな農家、それから認定農業者ばかりが保護される傾向である農政と言わざるを得ない状態であるんではないのかというふうに思っております。町長の方針であります、平時は会社で働いて、土日休日に家業の農業をして土地や家族を守るという兼業農家に、集落営農という取り組みが指針であるというふうに私は思っております。農政担当にお伺いしたいと思いますが、その辺の見識は間違っていないのかどうか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 質問の趣旨について少し取り違えているかもしれませんが、集落営農というものが小規模農家のいわゆる対策として有効であろうということであれば、その点については推進に意味あるという点については私も同意ということでございます。現に農林水産省等が講じる施策の中で、いわゆる個人である認定農業者、そして法人である認定法人といったもの以外に、集落営農をいわゆる同様の補助の対象とみなしているという点からも、農水省としてそういった個人でやっていけない小規模な集落の維持という面で、その集落営農というものの営農形態、こちらのほうを推進しているという点については恐らくそのとおりかなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) 集落営農に取り組むことによって農家の収入が増すということは、これは事実だというふうに思っております。まず、今現在、進んでいるのが認定農業者が保護されて、集落営農に取り組まないと補助が出ないよというような簡単な話だと思うんですが、それでは認定農業者への道というのは開かれているのかどうか、壁が高くなっているように思いますが、毎年どのぐらい、これは参考にお尋ねしたいんですが、申請があって、認定者は毎年ふえているのかどうか、知る限りで構いませんからお伺いをしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) ちょっと通告なかったので手元に正確な資料がない中でのお答えになりますが、認定農業者に関しては現在末で三十五、六名というところだったというふうに認識しておりますが、とりたてて毎年2名、3名ふえるというような状況にはございません。ほとんどの場合が認定に関する再認定というのがほとんどでございますが、ここ数年、新たな新規認定のほうも出てきているということで、人数としては少し増加傾向にあるかなというふうに認識しております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) 集落営農の一番の利点というのは、げたならし対策で交付者を対象にするというところだというふうに思います。今後とも農家を少しでも保護するためには、兼業農家が働きやすいような、そういう形をつくってやらなきゃいけないというふうに思っております。これには米の問題が多少大きいところ含んでいるかというふうに思っております。米についても全袋検査が今後どうなっていくかというのはわかっていないし、大変不安なことでありまして、集落営農にしたいんだけれどもとても不安が大きいと。その払拭のために今後町としてどう取り組んでいくつもりなのか、確固たる目的があればいいんですが、このままでは小さい農家はどんどんなくなってしまうということは現実かなというふうに思っております。もし、それにお答えできるんであればお願いをしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 冒頭にもお答えしたように、集落営農というものが小規模農家の対応として、対策として効果的であるということについては、これは私ども認識同じでございますので、ぜひ推進していくと申しますか、普及していただきたいというように思っております。 現在、中山間直接支払制度であったりとか、多面的機能支払といった、そういったグループで取り組む制度がございまして、こういったものについては取り組み推進を図らせていただいておりますが、これが発展的に集落営農の立ち上げにつながっていっていただければなというふうに考えているところではございますが、いずれにしても、これを集落営農組織とする、つまり財布を一つにするという判断につきましては、各農家の判断ということで、これは町として強制することはできないだろうという立場でございますので、最終的にそういった判断を農家の方が下すということであれば、それについては町としてもサポートしたいということで、昨年度もソバ・大豆生産者協議会というところで、集落営農組織を立ち上げてはどうかというようなお話をして、いろいろと準備を進めさせていただいたところではございますが、なかなか皆さんのご理解がいただけないということで、最終的には頓挫してしまったということで、そういったところのハードル、それはまだまだ高いのかなというふうには考えております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) ありがとうございます。 それでは次に移ります。 建設行政でございます。町道高萩線の草刈りについて伺うということでございますが、高萩線を例にとったというのは、町内全域まず同じような形態かなというふうに思います。それで、この高萩線を例にとってお話をさせていただきたいというふうに思います。 高齢化率というのは、もう30%を超えております。ますます先を見据えた町政運営に当たっていることと思いますが、鳥獣被害や天候の不順などによる自然との闘いも避けては通れません。町内各地でいろんなことがありますが、まず下石井を上がりまして羽原谷地に抜ける高萩線であります。半分は人家、農地、畑、水田が広がっております。半分は山間部になり、両方は山、基本的には林道のような、そんな感覚があります。これは矢祭町の町の形態と全く一緒で、どこに行っても一緒ではないのかなというふうに思っております。 では、その高萩道路にどのぐらいの人がいるのかなということで数えてみました。沿線に約43戸あります。現在、人がいないところが4戸あります。合計で47が数えられました。では、現在その中で65歳以上の高齢者というのはどのぐらいいるかというと11戸ありました。25%ですね。では、5年後に後継者がいなくて65歳以上になるのはどのぐらいかというと約10戸、両方合わせて48%。5年後には半分の家で65歳以上の高齢化になってしまうと。これは後継者がいない方ですね、いないというか出ている方です。その残りの22戸の方で、草刈り機械で草を刈れる方がどのぐらいいるか、14戸、32%。つまり3分の1の人でその高萩道路の草刈りをやらなきゃならないというのが今のところ現実であります。 先ほどの議員の質問の中にもありましたように、愛護組合をつくってやれれば本当はいいんでしょうが、現実に数字的にいくと30%の人でその草刈り等々をやっていかなければならないというのが現実であります。では、それでやっていけるのかどうかというのをどのように、今の数字を聞いて思われますか。お答えを願いたいなというふうに思うのですが。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 町道の草刈りということで、非常に草刈りのいわゆるマンパワー、これについての確保が難しいというご指摘かと思います。これについての私の感想を述べるというのも何かしら場違いな気がいたしますが、町道の草刈りに関して、そういった地元の協力を得ながらやっているというのが現実でございますし、また、少し言及ありました町道以外の林道、農道、これに対して受益者の方々の多大なるご協力のもとに維持管理しているというのも、これも事実かというふうに思いますので、こちらに対する担い手が不足した場合についてどうするのかということについては、常に頭の中に入れて町道管理については当たっていくということが重要かなというふうには感じております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) では、今度は10年後に草刈りができない方がどのぐらい出てくるのかなと思うと、6戸ぐらいふえますので合計で27戸、43戸中27戸の方はもう高齢になってしまってできなくなるということが、先が見えるということは、5年後までにはどういうことをやらなきゃなんないのか、10年後にはどうやらなきゃなんないのかという問題になってくるというふうに思うんですが、5カ年計画の中にそれらはちょっと入っていないんですよ。これは今後この町が抱えていくであろう大きな問題の一つかなというふうに思うんですが、愛護組合もつくりたいんだけれどもできない、じゃ、どうするのか。あとは65歳以上の方のパワーをかりるしか方法がないのかなというふうに思うのですが、実際シルバー人材の皆さんにこういう部もある程度請け負っていただいて、どこからどこまでどうするというような、そういう考えが持てないのかどうか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 町道管理の一般的な考え方ということで、現在の管理の仕方も含めて少しご説明したほうがかえってお答えになるかなというふうに思っておりますが、現在道路管理に関しましては、町道を初めとするいわゆる主要な路線につきましては、月に2回道路パトロールを行っているという状況で、現在その必要に応じて草刈りを発注すると、必要に応じてというのはどういう状態かというと、通行に支障があるだろうというような状況を見つけた場合には、特に町道、いわゆる生活道路になる主要農道、林道、これも含んでくるわけではございますが、こういったところについては町としても必要に応じて発注しているということでございます。 ですので、この体制でいわゆる支障を来すような場所については、基本的に量がふえる、ふえないということはあるかとは思いますが、最終的には通れるようにしておきたいと、ただ、一方でその愛護組合の話というのは林道、農道ということで受益者が比較的限られた部分というところになりますので、こちらについてはまた少し考え方が変わってくるかなと思いますが、ただいま議員ご指摘ありましたいわゆる生活道路である町道や主要農道、林道、こういったところについてはパトロールを通じて必要に応じて、それこそシルバー人材のほうに発注をするという体制をとっておりますので、その点についてはご理解をいただければというふうに思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) 目先についてはそれが可能だというふうに思っております。ただ、その5年後、10年後というのを今から考えておかないと、どこに発注するんだということになってしまうと思いますので、ぜひこういう数字、ほかからも集約をしていただいて、この道路はこういうふうになるんではないのかという、ある程度町の方向性を見ないと一番道路というのは必要になるところです。どうしても脇から草がかぶっていれば真ん中を通るというふうに人は変わっていくと思います。ぜひその周りを広く使うがためにも道路脇、それから通行の支障がないような、そういう行政運営の一端も見せていただきたいというふうに思いますので、今後ともこれについてはご検討をお願いしたいというふうに思っております。 あとは、道路の側溝とか路肩の管理でございますが、実際草がかぶっていると見えないと思うんですよ。側溝の中に草の根が相当塞がっているということは、上の草を取らないとわからないと思います。前に側溝の中を掃除するためにはというお話をしたときに、側溝のふたを持ち上げる、そういう設備があるからそれを持っていっていただいて、地元の方でやっていただくということがいいというようなお話だったんですが、実際高齢者がここまでふえていってしまうと、それを使いこなすだけの人がいなくなってしまうというふうに思います。この管理についてはやはり町主導でいかなければならないと思いますが、側溝と路肩というんですか、そこの管理についても同じようにパトロールで見ているのかどうか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 現在の道路パトロールに関しては、主には路面の状態というのが一番の着目点でございまして、それに合わせて草の繁茂状況も見ているというところが実態でございます。なかなか側溝の中までというのは難しいところではございますが、側溝に草がかぶっているなというような状況について、これが余りにもひどいようであれば、これについては対応していくということで考えているところでございまして、現状ということでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) ぜひ、雨の降っているときに被害の調査等々を見ながら回ると思いますが、どこからどういうふうに水があふれているかというようなことも視点の1カ所に入れていただいて、今後は町内視察をしていただきたいというふうに思います。これは大変重要なことだと思いますので、今後ともご検討のほどよろしくお願いをいたします。 続きまして、今度は教育行政に移ります。 矢祭小学校の校舎ですね、天井の構造でありますが、1センチ程度のすき間があるつくりになっております。これは内覧会のときに見せていただきました。デザインですか、それとも機能でそういうふうになったのか、その1点についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 天井の構造でございますが、これについては吸音対策ということで施工させていただいております。これは構造上のすき間を設けるとともに、その内側にグラスウールマットを敷き詰めるというような構造で吸音対策を講じているというものでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) ちょっと不安に思ったのは、天井に板を使用することというのが防災上その安全性、例えば火災が発生してしまったら天井が燃えてしまうんじゃないのかなと、揺動の拡大してしまうおそれというのがないのか、その辺の判断はどうしたのかなというふうに思っているのですが、プロの設計屋さんがやっているわけですから、その辺の防災管理についてはちゃんとやっていると思うんですけれども、素人から見ると、少し外れている判断ではないのかなと、安全性から見ると判断がいささか甘いのか、それとも問題なのか、それについてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) すみません、質問の意図するところではございますが、天井に木材を用いたことが防災上問題じゃないのかということではございますが、そうすると木材以外のコンクリートや鉄、それで仕上げるべきだというようなご指摘でよろしいんでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) 普通ですと、これもそうだと思いますけれども、これ、燃えない何かボード的なものだとは思うんですけれども、木を使ったら上に例えば火の手は上がるんで、上が燃える、木だったら燃えるんじゃないのかなと、これは素人の考えだと先ほど申し上げましたが、その辺の安全性はすぐれているという判断をしたのかどうか、それについてお伺いをしたいというだけです。 ○議長(鈴木敏男君) 教育課長、片野一也君。 ◎教育課長(片野一也君) 確かに木材ですから、不燃物ではございませんので、火災が発生すれば燃えるということでございますけれども、グラスウールについては不燃物ですので、それらが同時に燃えるということはございません。何より消防法の規定を満たして、さらには、木質化によって子供たちに優しい環境づくりに基本を置いているというところもございますので、安全性も消防法で確認されておりますので、問題はないという判断でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) 安全性も防災についても大丈夫だというところだと思うんですが、そういうことばかりではなく、ちょっと使っていない部屋もいっぱいあったというふうに思っています。一番使っていたのはランチルームになるところが、斜めにずっと入っているのが一番大きいのかなというふうに思って見ました。 内覧会のとき、三上設計のDさんとお呼びしておきますね、案内していただいたときに、工事中ですから、ほこりがもうもうと舞っています。下で電気ののこを使って材料を加工したりということをやっているんですが、天井はそのとき張り上がっているんですよね。そうすると、そのほこりだらけの中で「この中にほこりがいっぱいたまっているんじゃないですか」とそのDさんにお尋ねしたら、「でき上がれば空気は部屋の中、天井の上も一緒ですからきれいです」というお答えが返ってきました。 いや、私はそういうつもりで聞いたんじゃなくて、今現実に加工中にほこりだらけの状態で、天井ほこりが舞わないことはないだろうと、天井裏にですね。それがあのすき間からみんな入って、そのほこりが後で出てくるんじゃないのかなという心配があったもんですから聞いたんですが、「空気は部屋の空気と天井裏の空気は一緒なのできれいです」というそういう答えだったんですよ。これは何も別に誇示しているわけではなく、そういう答えが返ってきたんで、もし教育課でも事業課でも、そういう感覚で設計屋さんは思っていたようですけれども、その辺は皆さんはどう思うのかなと思って、ちょっと心配になったんですが、事業課にお尋ねします。そういうふうな認識だったんですけれども、それはちょっと外れているような思いがするんですが、いかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) 天井の板と板のすき間はありますけれども、その上にグラスウールが敷き詰められておりまして、グラスウールとその板のすき間というものはほとんどありませんので、空気が落ちつけばそのままあったほこりは下へ落ちて、落ちついているものと私どもは判断しております。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) 設計屋さんのDさんが天井裏の空気もこの部屋の空気も一緒ですからという考えを示していましたので、あと、上のすき間があるのかないかのちょっと確認をしていただいて、安全性とそれから環境の問題も出てくるかと思いますので、ぜひ確認だけしていただければというふうに思います。 天井裏をエアで吹いたり、それから掃除機のような吸引機でやったりというようなことはしなくても大丈夫だとは思うんですが、ただ、認識として、そういう形でお話をされると大変不安がよぎりますので、ちゃんとした状況を確認していただけばというふうに思ってお話をしました。確認だけ後でしていただきたいというふうに思います。 次に、スクールバスの状況についてお伺いをいたします。 塙町の一部を通ってぐるっと1回コースを張られていますが、今後もずっとそのことを続けるのか、それとも何か改善する考えがあるのか、それについてお伺いをいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 教育課長、片野一也君。 ◎教育課長(片野一也君) スクールバスが上石井の消防署のところに通じる橋を渡って、それを続けるのかというご質問だと思いますけれども、スクールバスは中型バスですので、なかなか転回する場所がないという現実がございます。それで対面通行が可能なところを安全に通行して、子供たちの安心を、安全を図りたいという観点から、やむなく上石井を通ってスクールバスを運行させるというふうなことに至っているわけでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) あとは山野井の集合される、カネマスさんのところで集合するバスも、富士祭典のところまで来て回るのかな、多分そういう形で回っているかと思います。あそこから学校へ行くよりも回ってくるほうが長いのかなというふうに思ってしまうんですが、距離が長くなればなるほど危険が伴うということであります。できれば早目にどっか方法を、ちょっと熟慮して考えていただいて、解消する方法がないのかなというふうに思うんですが、それについてはいかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 教育課長、片野一也君。 ◎教育課長(片野一也君) 山野井の子供たちの運行方法についても、これは大きな課題の一つとしてこれまでも建設開校準備委員会の中で種々検討を重ねてきたところでございますけれども、どうしても今先ほど申し上げましたように、転回する場所が見当たらないという現実でございます。今、山野井の子供たちを中央団地のほうから来る子供たち、国道を横断させないで安全に車に乗せたいという考え方を持っておりまして、こちらから向かって左側のほうで乗せるわけですけれども、その先に転回所がない。これが非常に大きな問題でございまして、やむなく私有地ということになりますけれども、安全にバスが、切り返しをしないでバックをしないで、安全に転回してくれる場所ということで依頼をいたしまして、転回する場所として下石井を選ばせていただいているのが現状でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) 戸塚の大子沢から中学校の入り口までというのはやはり歩道がないので、道路横断はもちろん大変ですし、道路脇を歩くのも大変不安だというふうに思っております。せっかくきちっとみんなでスクールバスを運用してやっていっても、何らかのふざけ合いとかあっては困りますし、事故が起きては一番困るというのが現実であります。長ければ長いほど、先ほども申し上げましたが、危険が伴うということでございますから、早急にこれについては考えていただいて、例えばあそこには、カネマスの前には歯医者さんの跡地があって、多分花壇か何かがあると思うんですが、もしあそこでもお借りできたら借りて、花壇の一部だけ整備していただいて中で回転するような、そういうことも土地を借りて考えてみてはどうかなというふうに思うんですが、そういうふうに土地を借りるというような考えというのは最初からないのか、あるのか、それだけお答えを願いたいと思うんですが。 ○議長(鈴木敏男君) 教育課長、片野一也君。 ◎教育課長(片野一也君) 今、議員がご質問の場所については、実は町のほうといたしまして一度打診をいたしました。間口は5メートルほどありまして、中型バスが入れないこともないんですけれども、それほど広いところではありませんけれども、ただ、あの土地についてはこれから所有者の方のもっと違う使い方をちょっと検討しているところなのでというような、これは個人のことなので余り深く申し上げるのもいかがなことかと思いますけれども、それではお借りすることはできませんねというようなことで現在に至っているわけでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) まず、車の回転するところ、バックしないようにするということも大変重要なことだし、交通を遮断しないようにそういうコースをとっているということもよく理解しているつもりです。ただ、できるだけ早期に改善をしていただいて、危険から子供たちを守りたいという思いはあります。先ほど申し上げましたように、大子沢から小学校入り口までのできれば道路が広くなって、少しでも安全にしたいなというふうに思います。カーブを除くのが今は大変できない状態だということですが、それ以外の場所、結局カーブに至るまでと小学校からカーブに至るまで、大子沢からカーブに至るまでについては、みんなでお願いをして、国・県に何としてもあそこの中から少しでも歩道をつくっていただきたいというふうに思うんですが、その辺についてカーブを除いたところの話については何か町として考えているのかどうか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) 通告にない問題ですけれども、これは事業調整会議で要望しておりまして、一部山野井で少し歩道をつくっていただきました。非常に難しい問題ではありますけれども、年次計画で歩道はつくるというお話であります。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君。 ◆8番(菊池淳之君) 中央団地から出てきてカネマスに集合するまで、あの辺は118号線の通学路、集合場所までの通学路となりますので、そこだけでも考えていただければというふうに思います。どちらにしましてもせっかく学校ができてみんなで勉学に励むためには、けが等のないような、事故等がないような状態にしてやるのは大人の責任だというふうに考えております。私も一生懸命それには努力したいし、陳情があるんであれば、みんなでうちそろって行けるよう、努力をしていきたいというふうに考えております。今後とも町政運営に関していろいろとご提案申し上げるかもしれませんが、よろしくお願いをいたします。 これをもちまして私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(鈴木敏男君) 8番、菊池淳之君の一般質問を終わります。 これで本日の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(鈴木敏男君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 あす4日目、6月16日の定例会の開会は午前10時といたします。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午後1時55分          一般質問通告一覧表通告 順位質問者質問事項及び質問内容11番 青砥安彦1.防災行政について(町長) (1)防災対策について ①先ごろ中石井小野沢の流路溝の堆積土砂の除去が行われた。堆積土砂は想像以上に多い。他の沢にも土砂が堆積しており、想定外の豪雨などにより洪水が心配される。考えを伺いたい。 ②緊急時の町民への連絡方法IP告知システムである。ただ、周知範囲は室内のみであり、屋外への周知はなされない。また、未加入世帯もあり、これらについて如何に対処するか伺いたい。 2.観光行政について(町長) (1)観光振興策について ①県立矢祭山公園の景観が以前と比べると大分損なわれている。奇岩怪石の岩肌が見えなくなり、何らかの改善策が必要に思うが、考えを伺いたい。 ②矢祭山駅前の商店数も少なくなり、観光地としての賑わい創出が必要に思われる。考えを伺いたい。 ③県天然記念物「戸津辺の桜」は守る会による保存活動と町の支援で環境改善が進み、年々見学者が増加している。優良な観光資源であり、これからの振興策が必要に思う。考えを伺いたい。 ④特産品のこんにゃくを活かした町づくりを再燃してはどうかと思う。考えを伺いたい。 3.一般行政について(町長) (1)職員体制について ①グループ制を導入し久しくなるが、現状を伺いたい。 ②職員構成(正職員、嘱託職員、役職別年齢別構成)の現状と今後の方針について伺いたい。 ③滞納整理班の活動状況と実績について伺いたい。 ④役場自衛消防隊の現状と活動状況を伺いたい。 4.環境行政について(町長) (1)環境対策について ①公道沿いに投棄されるゴミが非常に多い。対応策を伺いたい。 ②公道沿いに雑草が繁茂している。対応策について伺いたい。 ③国県道、町道にある段差や舗装劣化による騒音が周辺住民に影響している。防止対策について考えを伺いたい。 ④久慈川河川敷内の立木が多く、年々成長している。環境保全、水害防止の面からも何らかの対策が必要に思う。考えを伺いたい。 5.教育行政について(教育長)
    (1)教育振興について ①矢祭小学校が完成し、新校舎での授業が開始された。教材備品や学校図書などの充足状況について伺いたい。 ②矢祭小学校の校舎規模が大きく複雑な設計であり、管理が容易でないように思われる。どのような対応策を取っているのか伺いたい。 ③新しく矢祭小学校が始動し、全て初めての対応となる。現場からの生の声を真摯に受け止め、対処してほしい。考えを伺いたい。 6.農業行政について(町長) (1)農業の振興対策について ①遊休農地が増加の一途である。この現状をどう思うか伺いたい。また、具体的な対策を考えているのか伺いたい。 ②今後の農業の在り方について、如何にあるべきか考えを伺いたい。 ③後継者育成は非常に重要である。現状は厳しい。町の考えを伺いたい。23番 佐川正一郎1.防災行政について(町長、事業課長) (1)防災・減災対策について ①平成28年4月1日から「防災減災等に資する国土強靱化基本法」が施行されました。そこには、市町村の防災地域計画や施策の実施についてその責務が明記されています。災害から命を守る計画策定と施策の実施はどのように考えているのか、お尋ねします。 ②福島県は、土石流や地滑りなどが予測される土砂災害危険箇所の調査を年度内に2,000ヵ所を実施すると発表しています。本町の調査指定はないのか、お尋ねします。 ③豪雨のたびに東舘区内では、家屋の床下浸水等の被害があります。既存の排水路の増設や改修等の対策が必要と思われますが、どのような対策をお考えか、お尋ねします。 ④石田区内の、田川河川内の土砂が堆積しておりますが、減災対策にはどのような計画があるか、お尋ねします。 2.教育行政について(町長、教育長) (1)もったいない図書館の利用促進の強化として、図書館の利用者が、休日に図書館で本を読んだり、子どもたちが宿題をしたり、また、長期休暇の時に勉強する場所の提供があってもよいと思います。お尋ねします。 (2)もったいない図書館の利用者が、平成20年度の5,044人から平成27年度が2,469人で7年間で半分になりました。図書の貸し出し利用促進の強化として図書通帳の導入を検討してはいかがですか。自分が読んだ本のタイトルや貸出日を記載し、預金通帳感覚で読書意欲が高まると思います。お尋ねします。32番 本多勇也1.一般行政について(町長) (1)関岡小学校跡地の役場庁舎としての活用について ①平成28年4月に町内5校の小学校が統合し、矢祭小学校として開校しましたが、閉校となった関岡小学校について体育館を除き、耐用年数や耐震構造がクリアしており、解体するには経費もかかり、また、駐車場も十分に確保でき、経費をそれほどかけなくても役場庁舎として活用できると思うがその考えについて伺います。 2.林業行政について(町長) (1)関岡地内林道江戸塚・砂崩下線外、林道の改良について ①関岡地内にある林道江戸塚・砂崩下線、砂崩下・大沢線について、横断溝の破損や法面の崩落等により、通行等に支障を来しているところが数カ所あり、林道として機能しておらず、これらの改良について伺います。 3.産業行政について(町長) (1)SMC株式会社新工場の進捗状況と高田会長への恩返しについて ①現在、SMC株式会社の新工場の建設が進められておりますが、町民は大きな期待をもって待ち望んでおりますので、現在の進捗状況等について、わかる範囲内で教えていただきたい。  また、SMC株式会社が本町にて操業以来、雇用の場の確保、固定資産税、法人町民税等の税収の確保や矢祭町の活性化など矢祭町に多大な貢献をして頂いておりますが、これは偏に高田会長のおかげであると考えます。高田会長から多額の寄附をいただき高田基金を創設し、矢祭町民にとって誇りに思っております。  つきましては、高田会長を名誉町民に推挙し、胸像等を建ててその功績に報うべきと思うが、町長の考えを伺います。48番 菊池淳之1.環境行政について(町長) (1)羽原谷地牛舎について伺う。 ①水源地の水質変化について ②雨水管理について 2.土木行政について(町長) (1)東舘商工会前の排水路について伺う。 ①舘山方面からの水と舘本方面からの水が大雨時に災害を発生させることがあり、その対策について ②上野内方面・石田方面からの水との関連が心配されないのかについて 3.農業行政について(町長) (1)昨年まで配布した「カリ肥料」の配布中止について伺う。 ①中止の理由と町の考えについて ②今後の対策について (2)集落営農への取り組みについて伺う。 4.建設行政について(町長) (1)町道高萩線の草刈りについて伺う。 ①現在の確認状況と管理について ②土地所有者と町有分の区分について ③道路側溝管理について 5.教育行政について(町長) (1)矢祭小学校校舎と通学路について伺う。 ①天井の構造すき間について ②スクールバスの状況について ③集合場所までの安全確保について...